Murder概論~応用編~

うらやましいよ、ソラ。
俺の正月、終わっちゃった──

 SummerSweet!マーダー部部長のNajikoです。

前書き

 前回Murderの基礎というか、こんなゲームですよ的なことを書きましたが少し込み入ったことを書いてみたいと思います。

仕様(経験則)

 Murderで独自に検証されたり経験則から導き出された仕様についてです。2及び3の実地検証は2020年10月15日現在の情報に依ります。なお、インスタンスの不具合やラグによる不正な挙動の可能性についてはVRCの仕様上完全に排除することはできないのであくまで仮説として参考にしてください。

・プレイヤーの当たり判定
基本的にアバターの大きさに依存します。フレンド申請をするときに飛ばすビームを当てた時に出るカプセルの大きさがおおよその目安になります(ただし正確ではありません。カプセル外の部分に判定があったり、体の部位によっては当たらないこともあるようです)極小のアバターでもカプセル分の当たり判定(あるいはナイフに関してはそれ以上の判定)が担保されるので全く当たらないということはありませんが、遠くから銃を撃ったりとっさに斬りかかったりしても当たらない可能性が高いです。逆に極大アバターになると回避はほぼ不可能になります。ゲームとしてマーダーを楽しむのであれば常軌を逸したサイズのアバターの使用は控えた方がいいかも知れません。

・自殺の可否
銃、凶器のいずれも自分に向けて使用しても死にません。凶器は放り投げた結果自分に当たったとしても死ぬことはありません。ただし4のトラバサミは設置後自分で踏むと死にます。また、Murdererが複数人いる場合はお互いのナイフが当たれば死亡するため、鉢合わせた際に2人同時に死ぬことがあります。

・2の射撃判定
2は銃の当たり判定が広く、一説には撃った方向が正しければ壁があろうと関係なく当たる、などとも言われていました。実際に検証してみるとどうなったのかと言いますと、現在の仕様では遮蔽物があると当たりませんでした。クランク状になっている廊下を一直線に抜くような射線で撃った場合も当たりませんでした。ただし、跳弾します。壁に向かってまっすぐ撃ったところDetectiveの後ろにいる人が死ぬ、壁に向かって斜めに撃つと、弾が跳ね返った先の位置にいた人が死ぬ、といった感じで、鏡面にレーザーが当たった時の入射角と反射角のような弾道が推定されました。そのほか、1階のロビーで前にまっすぐ撃つと2階の廊下にいる人に当たる、ということも確認されました(逆の場合当たりませんでした)。このことから上方向への当たり判定がかなりあるのではないかという説も出ました。なお、壁やドアのコライダーについては手と銃が完全に抜けるまで突っ込んで撃てば当たりますが、コライダーにめり込ませるようにして撃ってもその先には届きませんでした。

・3の射撃判定
2と比べると弾を外す頻度が高くなりました。狭い屋内で検証したところ一部2と同じく跳弾するような挙動が確認されたものの、発生頻度が低く、普通にプレイしている限りは体感できない程度のものでした。また屋外で岩や地面を撃った場合には跳弾するような挙動は確認できず、上方向への判定もかなりシビアで、銃口を正確な角度で向けないとプレイヤーに当てることが出来ませんでした。なお、射程距離に関しては未検証ですが少なくとも2ではロビーの端から廊下の奥くらいまでは届くようです。

・4の射撃判定
4の射撃判定は現状厳密には未検証ながら、経験上3と同様に正確に撃たなければ当たらないことが確認されている状態です。正確に撃ったつもりでも当たっていないこともしばしばあり、3よりさらにシビアになっているのではないかとも言われています。また、狭い廊下などで何発も撃っても跳弾する挙動は確認されていません。なお、4ではMurdererが人を撃ち殺した場合、あるいはBystander側がMurdererを撃ち殺した場合(Murdererが複数人いるとき)銃を落とさなくなりました。なお、銃の種類(ショットガン、サイレンサー付き小銃、探偵の短銃)による当たり判定の大きさについては体感的に大きな差はないように感じられます(ショットガンは銃身が長いため狙いやすくはあります)。

・投擲について
凶器はMurdererが投げた場合、飛んでいった先にいるプレイヤー(自分以外)に命中すると殺害することが出来ます。2では「クローゼットの服の上にナイフを置いておくと開けた時頭に刺さって死ぬ」という情報がありましたが検証してみたところ現在は落ちてきたナイフに刺さって死ぬ現象は確認できませんでした。ただし、Murderer以外の人物がコライダーを利用して凶器を押して動かした場合、その先にいるプレイヤーは死亡します(4で確認済み)。プレイヤーの介入がポイントになっているような気がしますが、厳密な検証は行われていません。

・銃の行方
銃を持っているときに殺害されたプレイヤーは当然銃を落っことしますが、4で2階にいるときに殺害された場合真下に地下室があると床コライダーをすり抜けて地下に落ちることが何度か確認されています。発生条件は不明。また一時地下から2階に繋がる隠し通路があるという話を聞きましたがこちらは探して見たものの見つかりませんでした。

特殊ルール

・Teams
4は部屋内の全員が参加するモードと切り替えられますが、Murderは参加者用のサークルに立ったプレイヤーがゲームの舞台に飛ばされる仕様になっています。その際、2人以上が1つのサークルに立っていると同時に飛ばされて同じ役職がつきます(4ではTeams Enabledにチェックを入れるとこのサークルが出るようになっています)。当然Murdererのサークルに2人以上いればMurdererは複数になり、その全員が死亡しなければBystander側は勝利になりません。総参加人数が少ない時は大変な脅威になる為、基本的にチームを作るのは参加人数が多くなってからになります。

・大人数でのプレイ
サークルは全部で12個ですが、ワールドには12+joinでさらに12人入れる為最大参加人数は24人になります。しかし、Murderが24人でまともにプレイできるかと言われると正直な所ちょっと疑問です。なぜなら、大人数でプレイするとBystanderはどこにいても密が避けられず常にMurdererと鉢合わせる危険に晒され、Murdererはどこで人を殺しても誰かに見られる上数多く殺さなければならず、DetectiveはMurdererが目撃されるまで人数が多すぎてまともに推理を働かせることもできないからです。ここでサークルを利用して2人ペアを作れば総数に対してMurdererが増えるため一見公平に見えますが、Detectiveは2人になっても銃は1丁しか用意されていないので実際にはちょうどいい危険度にはならず、大人数でプレイすると始まった途端Murdererと鉢合わせた複数のBystanderがごそっと一網打尽にされて死亡する光景がよく見られます。パーティゲームみたいになって面白いところはありますが、本来のゲームデザインに鑑みれば個人的には適正人数は2や3はせいぜい10人、4も12人を上回ってくる人数になると段々カオスになってくるな、という感じがしています。プレイスタイルは参加者で相談して、場合によってはインスタンスを分割するのも方法のひとつかもしれません。

・Invisible knighf
4で置いてあるナイフが見えなくなるシステムです。Murdererが持っているナイフは見えますが、手放した時点で再び見えなくなります。「ここにナイフがないので誰か殺されたかも」という推定ができなくなるほか、Murdererも一人殺してはナイフを置いて素知らぬフリをする、といったプレイが可能になります。しかし、殺害現場には血痕が残り、ナイフを当てた際には「シャキン」と音が鳴る為、バレないように動き回るのが難しいことには変わりありません。

・Random spawn
4で開始位置がランダムになるルールです。Detectiveのみランダムにはなりません。ランダムと言っても始まる部屋がランダムになるだけで同じ部屋に複数人飛ばされた場合同じ座標からのスタートになります。全員がロビーで始まるよりもランダム性が足されて面白くなりそうな気がしますが、実際のところMurdererと同じ部屋に詰め込まれたBystanderが開始数秒で為す術もなく殺される上、Bystanderはどこから始まろうと基本的に散っていくのでほぼMurderer有利のルールです。ただし、わたくしのように何があっても開幕でDetectiveの部屋に突撃しようとするプレイスタイルの場合、探偵の部屋から遠い場所でスタートした場合困ることもあり、マンネリ化を防ぐという意味では有効な機能と言えます。

・ポラロイドとカメラ
2021年1月5日くらいから実装された新機能です。各部屋にランダムで置かれたポラロイド写真(全体マップ上では紫色の髑髏マークで表示されます)を5枚集め、探偵の部屋の机の正しい位置に並べるとフラッシュを焚くカメラが手に入ります。このカメラで写されたプレイヤーは一時的に視界が真っ暗になり、手に持っている武器を落とします。Murdererへの対抗手段の一つとしてデザインされているのだと思いますが、実際のところポラロイドは証拠と別に集めた上で探偵の部屋まで持ち寄る必要がある(ただしグローバル)為、集まる前に大抵は勝負が決まります。また、集めてカメラを手にしたところで、Murdererと十分な距離が取れていなければ死角から刺されるのがオチで、仮に撮影してナイフを落とさせたところで武器を持った味方が手近なところにいなければ時間稼ぎにしかなりません(カメラは1度しか使えないようです)。一応、銃と違ってその方向に向けて使えば確実に命中はさせられると思いますが(自分で使ったことはないです)手間に見合ったアイテムかは疑問で、有効な使い道と言えば「先に証拠を集めたBystanderを写して銃を強奪する」くらいしか思いつきません。Murdererが銃を手にしてしまっている場合に落とさせれば重畳ですが、銃を持っているのがMurdererだと判明していなければ無暗に使えないでいるうちに撃ち殺されるし、判明していても写そうとしたときに撃ち殺されるか写せるか五分五分くらいが関の山、という気がします。

その他

 あとはまあ、証拠品の仕様としては1つ集めると新しい場所に1つ出る、というのがあるくらいです。4では同じ部屋内に最初から複数個存在する場合もあるためよく探した方がいいでしょう。2と3は狭いはずなのに見つからない時は全然見つからないので、時にはあきらめも肝心です。

 思いつく限りはこんなとこですが、「これどうなってんのよぉ、ねぇー」というものがあれば知ってる限りは追記します。では、これからスパゲッティを茹でるのでさようなら。Among usでもお会いしましょう。

カテゴリー: VRC

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